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港北区の個人邸にて、お客様から嬉しいお言葉をいただきました。

■東京都・神奈川県で庭づくりや庭木の剪定、個人邸の庭園管理を行っている 庭や光葉(にわやみつば) です。

ツワブキの黄色い花が咲き始め、センリョウの実も赤く色付き始めました。

晩秋の陽射しの中で、花と実がともに季節の移ろいを教えてくれます。

この時期の庭は、派手さこそありませんが、しっとりとした深みと静けさに満ちています。

木々の葉が少しずつ色づき、光と影が織りなす景色は、まるで時間がゆっくりと流れているかのようです。

 

■そんな折、横浜市港北区の個人邸でお手入れをさせていただいた際に、お客様から大変嬉しいお言葉を頂戴しました。

休憩のひととき、お庭を眺めながらお客様が仰いました。

「庭が広くなったように感じますね」と。庭師にとって最高の誉め言葉です。

その言葉の重みが心に深く響き、静かに喜びを噛みしめました。

 

■私たちは庭の手入れを行う際、「さっぱり、すっきりさせる」ことだけを目的とはしていません。

枝を整理し、風と光を通しながらも、庭そのものの“空間”が変わりすぎないように、全体のバランスを大切にしています。

庭は人の心と同じで、少し整えるだけで印象ががらりと変わります。

しかし、やりすぎればその庭がもつ風情や記憶が失われてしまう。

その境界を見極めながら鋏を入れることこそが、庭師の仕事の真髄だと感じています。

下草に関しても同じです。

ただ抜くのではなく、「残すもの」「残さないもの」を見極めます。

混ざり合った草の中にも、それぞれの生命が育つ場所があります。

その生育範囲を整え、共に育つための空間をつくることで、庭全体が呼吸を取り戻していきます。

また、作業の終わりに行う片付けも、単なる掃除とは考えていません。

落ち葉や小枝を取り除くだけでなく、仕上げとして庭全体の表情を整える大切な工程です。

足元がすっきりとすることで、植木の姿や石の輪郭がより美しく際立ちます。

「片付け」は、庭を完成させる最後のひと手間であり、庭師の心が最も表れる瞬間でもあります

 

■作業を終えた後、お客様からさらにこんなお言葉をいただきました。

「他のところだとさっぱりはするけれど、寂しくなりすぎてしまう。いい植木屋さんに出会えてよかったです」

「どこを通っても気持ちがいいです」

胸が熱くなり、思わず涙がこぼれそうになりましたが、そこはぐっとこらえました。男ですからね。

 

■「庭は心の鏡である」とは、ある庭師の言葉です。

整えられた庭は、住む方の心を穏やかにし、その暮らしを静かに支えてくれます。

今回のようにお客様にその変化を感じていただけたことが、何よりの励みです。

これからも、ひとつひとつの剪定に心を込めて、庭本来の美しさを引き出す仕事を続けてまいります。

ツワブキの花のように、ささやかでも温かみのある庭を育てていきましょう。

 

■四季折々の変化を感じられる庭は、日常の中に小さな感動や癒しをもたらしてくれます。庭や光葉では、植物と向き合いながら学んだことを活かし、お客様のお庭がもっと身近で心地よい空間となるようなお手伝いをしています。川崎市や横浜市を中心に、神奈川県全域・東京都内での庭木の剪定や庭園管理、高木剪定、特殊伐採から庭づくりまで幅広く対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。